誤飲・誤食
こんにちは。市川動物病院看護師です🎤🐰
あっという間のGWでしたが、皆様日頃の疲れやストレスはリフレッシュされましたでしょうか?😊私達スタッフもお休みをいただき、気分新たにまた頑張っていこうと思っています💪✨

さて、5月のアドバイスです。今月は【誤飲・誤食】についてです。
最近、ワンちゃん・ネコちゃんの食べてはいけないものを食べてしまったり、おもちゃを飲み込んでしまったなどの診療が増えています。
仔猫・仔犬の場合もありますが、大人のわんちゃん猫ちゃんの診療も増えています。皆さん原因は様々ですが、食べてはいけないと知らずに与えてしまった事例もあれば、いつものように遊んでいるだけだから大丈夫だと思った。など、知らなかったという原因・わかってはいたけど、大丈夫だと思ったという原因とで大きく2つに分かれます。
食べ物や植物に関しましては、全ての植物や食べ物を一気にお知らせするのは膨大な数となりますし、房総半島には生息していない植物もありますから、よく目にする植物や食材だけをお伝えするようにはしています。しかし近年、外国からの食べ物の販売や、大手外国のスーパーマーケットからの食品になりますと、元々千葉にはないものでも、簡単に口にできてしまいます。そして、面白そうなおもちゃもありますよね😉
ネギ類、ユリ科、球根類はダメなど、代表的な事は皆様理解していると思いますが、それ以外にもまだまだ沢山ありますから、一番良いのは与えない事と、近づけさせない事が大切だと思います🙅
以前、ねこじゃらしの先についていたネズミのぬいぐるみを興奮した猫ちゃんが飲み込み、紐と柄が口から出たまま来院してきたことがありました。無理に引っ張りますと猫ちゃんが興奮して余計紐が絡まるので、その子は麻酔をかけて取り出しました。また、ワンちゃんは、プラスチックの噛んで遊ぶおもちゃを吞み込んでしまい、手術となりました。
大型犬の子は夏になるとタオルを水で浸し、凍らせおもちゃとして与えていたところ、うっかり飲み込んでしまい手術となりました( ;∀;)
どの飼主さん達も、いつものこと・いつも遊んでいるから大丈夫だと思ったと話してくれました。

🌟💫そうなんです!!💫🌟
いつも一人で楽しく遊んでいても、やはり事故には至るのは、人間の子供と同じです。公園のブランコにいつも楽しく乗っていても、ついバランスを崩し転んでしまったという経験があると思います。
ですので、おもちゃで遊ぶ際は、見ている人がいること、そして人と一緒に遊ぶことが大切だと思います。
我が家では、かごにおもちゃをいれ、遊ぶ際は人がそのおもちゃかごを、上段の棚から降ろすようにしています。いつでも動物が自分で取れる状態ですと、今何を噛んでいるのか、留守中何をしていたのかがわかりませんので、必ず人が管理し、一緒に遊ぶ。もしくは見守る。そのように合間でチェックをしながら楽しい時間を過ごしてみて下さい🐶😺💕
その他、お風呂場にある洗剤を舐めてしまった・たばこの吸い殻・保冷剤・乾燥剤などの報告が多いです。ボタン電池の報告も昔から多いです。
保冷材や、乾燥剤はその物事態には臭いはありませんが、お菓子と一緒に入っていたりと臭い移りがあるので、動物達はゴミ箱をひっくり返して食べようとします。それが薬品だとは知らずに、クッキーの匂いにつられて食べてしまいます🍪🍰
もし、見かけた時や、確実に歯形が残っていた・食べてしまった。もしかしたら食べたかも・・・どのような場合でもいいので、お電話もしくは診療にいらして下さい。
普段から事故になりそうな物は
動物達の手の届く場所に置かない・行けないように
遊ぶ際は誰かが見ている時
いつもの食事とおやつ以外はあげない
これからは除草剤や、殺虫剤などの使用も増えると思いますのでお散歩も注意してあげて下さいね😌✨
では、5月の中毒植物です
水仙・にら・アジサイ・ナガミヒナゲシ(下部オレンジ色の花)
道端に多く見られる花ですので、人も動物も注意して下さい

