踏ん張り時です💦
さて、中々秋を感じにくい状況でしたがここにきてグッと気温も下がり、雨が多くなり一層冷える時間が多くなりましたね。急に秋寒なんて言葉がぴったりかと思います🍂
そんなジェットコースターな気温の変動に、動物達も人間も色々体調を崩す報告が増えてきました。
今まで定期的な検診で心配のない子達が次々と不調を訴えるようになり、ワクチンでしか来院していない子が不調を訴えるようになったりと診察が今大変忙しく、予約の取りづらい状況となっております💧😵💧

動物の種類も違いますが大きく診てみますと「免疫力の低下」が大きな原因として考えられます。
未だ続いていますコロナもそうですが、やはり免疫力の低下によって、胃腸障害をはじめ、皮膚のバリア機能、関節痛、眼の病気など様々ですが、総合的に診ると、体の疲れや気温の変動によることが原因と考えられます。
我々も同じですが、寒ければ寒さが続いた方が体が楽ですし、暑いなら暑さが続いた方が楽なのですが、昼間は暖かく朝と夜は冷える。昨日は半袖で過ごせたのに、今日は朝から上着が必要というように寒暖差が続きますと、体の免疫機能もどっちに合わせればいいのか?どうしたら過ごしやすいのか?と自律神経が判断に迷い、うまく快適さを保てません。
そうなりますと、その子の弱い部分に最初に症状が出始めます。体が守れなくなるからです。
皮膚が弱い子は皮膚がガサガサし始め、湿疹が出てしまう。お腹の弱い子は下痢や嘔吐から始まる。腰の悪い子は腰痛が始まる。といった形で、体からの危険サインがそれぞれの子に出始めます。
普段もちょっとお腹が弱いんだけど、免疫力がしっかりと体を守り、体を上手にコントロールしてくれていれば、お腹の中の悪いばい菌も便と一緒に出してくれます。皮膚も本当はちょっと前から痒みはあったんだけど、整っている時にはその子の免疫力が上回り自然と治す方向へ持っていってくれます。

人間も動物も体の仕組みはよくできていて、そう簡単には悪くならない様に小さい細胞たちが戦ってくれています。
しかしです😲💦体の蓄積された疲れや、自律神経が迷っている状態で日々の気温差や環境の変化が続けば、対応の仕方がわからなくなり、どんどんと悪循環が重なり、体調不良、下痢嘔吐や腰痛と言った完全に自分の力だけではどうにも立て直せない状態へとなってしまいます💦
この時期の特徴としましては、凄く具合が悪いわけではないという言葉を飼い主様から聞きます。下痢も続いているし、食欲は低下しているのだけれど、元気に散歩は行くんです。皮膚が赤く痒がる仕草はあるけど、ご飯も食べれるしそれ以外は元気なんです。と。
深刻さはないのだけれど、様子を見ても治らない。実際お預かりした動物もケロっとした顔つきをしているのが特徴です。
予約の取りづらい状況ですが、早めの対応が一番治りが早く、これといった原因は見つからないんだけど、ここ数日便が柔らかいのよね。。。ここ数日体を気にしてる。眼が赤みがある。など、普段とは違うあれ?と思う事があるようでしたら、これは体からのサインとして受け取り、初期のうちに対応された方がそのあとの治り方が早いです😊
特に、エキゾチックと言われるウサギ・小鳥・ハムスター・フェレットは、中々表に体調不良を普段から表現しない子達ですから、飼い主様の「なんか普段と違うな。なんか変なんだよな」という小さな変化が後に大きな体調不良となる場合が多いので、いつも通り元気だし、特に問題ない!と言い切れるのでしたらいいのですが、なんかいつもより寝てるとか、なんか顔つきが・・・なんて思われる場合は、早めの対応をお勧めいたします。

我が家はもう、腹巻とパジャマを装着しました😉💕腰痛持ちのワンコと、膀胱炎が出やすいニャンコ。家庭で出来る予防策は発動しましたので、早過ぎという事は皆様、無いと思っていただいて構いません😁四季がどんどん崩れていき夏か冬かとなりつつあります。動物達も過ごしずらい時期が今訪れていますので、皆様今踏ん張り時です。
闘病に頑張っている子・老齢期を頑張っている子・その飼主様皆様。今踏ん張り時です。我々もサポートし応援しておりますので、キツイな・・・辛くなってきたな・・・と思う時は、スタッフに声を掛け、胸のうちをお話ください。ちょっと今日先生と。。。と予約アプリにご記入ください。
我々は動物の病院のスタッフですが、飼い主様へのサポートも大切なお手伝いだと考えております。
一人こもらず、お伝えくださいね。
柿は与えないで下さい!あと、銀杏もだめですよ~!!
